注文住宅で動線のこだわりを見せるべきところとしては、やはり家事動線となることでしょう。注文住宅ではとにかく家の中での活動の快適さ、というのを追求するべきでしょう。家事動線こそ、注文住宅では考えるべきことです。どんなところに注意するべきか、といえば動線と動線を繋ぐということでしょう。家事動線の中にもいくつかの種類があります。主に料理、洗濯、掃除となります。これに介護が加わることもあるでしょう。他にも細かいことを言えばいくつもありますが、主にこの3つ、或いは4つとなります。設計段階で仮の間取り図に実際の動線を線で描いてみるのが有効です。料理、洗濯、掃除といった家事それぞれの動線を色分けして書き出し、どこで交差し、どこで無駄が生まれているかを視覚的に確認します。視覚的に見るとどこに無駄があるのか、余計な回り道をしているのか、というのがはっきりとします。キッチンと洗面室、洗濯機、物干しスペース、と流れで繋がっていることを確認しましょう。こういう動線のことを一直線動線と呼ぶのですが、家の中をぐるぐると回遊するような感じになる回遊動線もよいです。さて、その上で注文住宅で注意したいのは動線が複雑になりすぎることです。特に回遊性を持たせすぎると無駄なスペースが生まれることがあります。そうしますと収納が犠牲になることもあります。どの時間帯に何をするのかを明確にすることが大切であり、そうすることでより効率的な生活を注文住宅で実現できるようになるのです。家族全員が自然に動ける導線を設計することによって家事の分担もしやすくなります。動線の確保、繋ぐことに関してはそこまでコスト高に繋がることはないです。しかし、やはりスペースの確保であったり、設備の追加などをよりコストが増すことはありますが、よりよい動線の確保のためにはいくらかは甘受するべきでしょう。生活動線はそれこそ一生付き合うことになる行為となるわけです。